昨年末、ずっと期待していた統計が日本財団さんより発表されてました。
多分これが今の日本の中学生の現状に近いのではないかと思います。
***********
平成30(2018)年12月13日の毎日新聞に掲載された記事が以下のような内容だそうです。
日本財団は12日、不登校の傾向にある中学生は全国で推定33万人いるとする調査結果を発表した。全中学生の10人に1人にあたる。文部科学省が把握する不登校の中学生は全国で11万人だが、調査では「年間に30日以上の欠席」とする同省の定義にこだわらず、保健室などに登校する生徒も含めた。日本財団の枡方瑞恵さんは「不登校予備軍の存在が初めて浮かび上がった」としている。
同省の調査は中学校や教育委員会が把握した不登校の生徒数を集計したものだが、日本財団は中学生に直接、調査して実態や本音を探った。調査は10月にインターネットで実施し、6450人の中学生から回答を得た。
同省によると、2017年度の不登校の中学生は10万8999人。全国の中学生は325万人であることから、日本財団は回答の割合から換算し、「1週間以上連続で欠席」は1・8%(5万9921人)▽「保健室や校長室に通う教室外登校、1カ月に5日以上の遅刻、早退などがある」は4・0%(13万703人)▽「基本的に教室で過ごすが、学校に通うことを苦痛に感じる(仮面登校)」は4・4%(14万2161人)--に上ると推計した。
学校に行きたくない理由は「授業がよくわからない」が目立った。調査のアドバイザーを務めた不登校新聞の石井志昂東京編集局編集長は「文科省の把握する不登校は氷山の一角」と指摘した。【水戸健一】
***********